フジテレビと僕とあの頃と

いやぁ~あの頃をいろいろと思い出しましたね


男の友情

高校生のころ、多分に男子の純情は、最高潮を迎えるのではないだろうか?

あれは、高2の秋、自分と仲の良かったAに相談があると呼び出された。



何事かと夜の公園に行くと

「実は・・・」

「俺・・」

歯切れが悪いのだ。
仕方なく少し雑談をして緊張を解くと

「俺、お前のクラスのBが好きなんだ、お前、Bの誕生日知ってるか?」

と質問された。

これには、驚いた。
何せ、AがBに向けるひたむきな愛情など全く感じていなかった自分は、Aに告白をしようとしていたのだ。

困った、非常に困った。
しかし、まだ、穢れを知らぬ高2の自分は、
「知っている、しかし、教えるには、ためらいがある、俺もBが好きなんだ。」
とんねるずの紅鯨団よろしく、待ったを掛けた自分。

2人の間での細かなやり取りは忘れてしまったが、何故か、誕生日プレゼントをお互いに買ってBに告白をしよう、そして、どちらかが付き合う事にになっても恨みっこなし。

と言う結論に達し、実際に行動に移したのだ。

なんと、潔く愛情と友情を壊さない良策かとその当時は舞い上がっていた。

その当日、自分とAは、Bに告白をした。

そして、2人とも玉砕したのだ。

Aは、既にバスケ部のCと付き合っており、

「プレゼント、ありがとう、でも、あたし、Cと付き合ってるから気持ちだけ本当にありがとう。」

と笑顔で校舎に入って行った。

あ~青春ってなんてほろ苦いのだろうとしみじみと感じた秋だった。





冒険

小学校3年生に取って裏山は川口探検隊も恐れる冒険心をかき立てる冒険スポットなのだ。

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その夏の日、自分とAは、自転車で近くの神社に向かった。

その神社の頂上からどうやら裏山へと続く道があるのではとの噂を聞きつけ、2人だけの探検隊は、組織されたのだ。


まずは、頂上に、そして、裏山に続く謎の道を御堂の裏に発見、なんの躊躇いもなく、その道に突き進むAと自分。

情報によれが、この道は、そのまま、自転車30分掛かる御池に繋がっている、2人は、まずは、その御池を目指して、道なき道を進むのであった。

絡みつく草、飛び出してくる謎の小動物、背中を襲う巨大昆虫。

川口隊長の言葉を思い出し、危険に立ち向かう探検隊。

進む道は、狭くなりついに道は閉ざされたのだ。
我々は、引き返す事にした。

しかし、そのころには、既に夕方近く、疲労と空腹でもう一歩も歩けない。

我々は、野宿を覚悟したが、半そで半ズボンの2人は、ただただ、怖いと思うばかりでした。
でも、お互いに意地があるので泣く事ができないので、不安なまま、進むと何故か見慣れた景色が広がった。
訳も分からず助かった喜びに舞い上がっていた。


その後、もう少し大きくなってから分かったが、本当は、ちゃんとした道があったのだが、冒険とは草叢を踏破することと言う、訳のわからん理由から、道なき道に自分達から進んでいただけで、1キロもないところをジグザグに進んでいたので、道が無くなる訳です。

でも、あれは、Aと自分だけの大冒険でした。