フジテレビと僕とあの頃と

いやぁ~あの頃をいろいろと思い出しましたね


アキレスと亀

北野武の映画はどれも激しくて切なくて、見た後は爽快感とは真逆のすごーく嫌な気分にさせられる

その雰囲気が良くて北野作品のファンになった人も多いんだと思う

 

世の中にはハッピーエンドだけじゃなくて、ホラー映画とか、悲しい結末の映画の方が感動的な映画もある

 

決して悲しいからとか、血まみれになるから良いわけじゃなくて、そういう題材を通して見える人間性とか、リアリティに人は引き込まれるのかもしれない

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初めて北野作品を見たのはデビュー作の「この男凶暴につき」だったんだけど、あれから何年かして「アキレスと亀」を偶然テレビで見かけて見た

 

主人公は生まれつきボンボンだったけど、芸術に憑りつかれていて、しまいには家族まで失い、命も失いかける

 

そんな主人公に惹かれる女性と結婚し、娘も生まれた訳だけど娘は死んでしまい、死んだ娘すら芸術作品にしようとした主人公に奥さんは愛想を尽かしてしまう

 

それでも芸術を追求する事をやめられない主人公の不器用な生き方が見るものを魅了するのかもしれない

作中で主人公が描いた作品を持ち込んで相談する画廊の人が出てくるんだけど、主人公がこの画廊の人に安く利用されてしまうあたりも、現代の金持ちと貧乏人の図式のようで見ていて痛い

 

 

 

 

 

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